2017年3月24日(金) 19:18 JST

シズル感あふれるコカ・コーラ体験を提供するサンプリング事例

  • 2013年7月22日(月) 10:00 JST
  • 投稿者:
    satoru

コカ・コーラはワールドワイドで展開している、統合型マーケティング・コミュニケーションの進化に合わせて、サンプリングへの戦略的な投資を進めているという。 ただの試飲ではなく、ブランドのメッセージや世界観を体験する機会を提供するサンプリングへのシフト。 「コカ・コーラ アイスコールド キャラバン」から見るコカ・コーラのサンプリング事例を紹介する。


■サマーキャンペーンの一環としてのサンプリング

2013年7月13日(土)、毎年恒例、夏のキャンペーンのキックオフを祝うかのような晴天の下「コカ・コーラ アイスコールドトラックキャラバン」が六本木ヒルズアリーナよりスタートした。 本企画は「コカ・コーラのおいしさホントにしってる?」をテーマに7月1日(月)から展開する2013コカ・コーラサマーキャンペーンの一環として行う拠点サンプリング型企画だ。
様々な仕掛けが施された日本唯一の「コカ・コーラ アイスコールドトラック」で全国10箇所にキンキンに冷えたコカ・コーラをお届けする。そのシンプルで分かりやすい企画は単なる製品を配付するだけのサンプリングではなく、より多くの人たちにコカ・コーラならではの特別な美味しさを体験していただくために緻密に構成された企画だった。

■コカ・コーラ体験を加速するための仕掛け

メインとなる「コカ・コーラ アイスコールドトラック」はコカ・コーラのロゴやブランドカラーである赤のカラーリングでデザインされたオリジナルトラックで、-15℃までの温度設定も可能な冷蔵庫が配されている。側面と背面はガラス扉で、8,000本以上のペットボトルを積載されている様子も、視覚的なインパクトともに伝えている。
サンプリングを行う際にはタラップを登って冷蔵庫庫内へのアクセスが出来るようになっているが、高くなっているため簡易的なステージとして用いることも可能。 夜はトラック内に設置された電飾が光り、アドトラックとしの役割も果たし、さらに幻想的な雰囲気を演出することができる。
また、実際に製品を受け渡す際には来場者ご自身の手でガラス扉を開けていただくが、その際に上部の仕掛けから冷気が噴出して来場者に冷気とサプライズを楽しんでいただく。 冷気を浴びてキンキンに冷えた製品を手にとってトラックから降りる際には、さらに体験していただく仕掛けが用意されている。

「コカ・コーラ アイスコールドトラック」をバックに記念撮影をとるコーナーが用意されているが、そこはトラックを背面に撮影する絶好なポジションで、大きめなデジタル掲示板に現在の会場の気温と「コカ・コーラ アイスコールドトラック」庫内の温度が表示されており、体感した瞬間の思い出が見える化されている。 実際に当日は多くの来場者がオペレーションスタッフに自分のスマートフォンやカメラを渡して笑顔で記念撮影を行なっていた。


■ブランドイメージで装飾された会場

一方会場装飾は地下鉄から六本木ヒルズアリーナへ向かう導線上の噴水への大型サインの設置されており、猛暑に水の流れるサイン広告は目にも涼しくコカ・コーラのシズル感を表現していた。 会場は、アルミトップのリゾート型の丸テーブルと木の椅子が配されている。また、すり鉢状の会場は段差があるため、来場者は直接床に座る方など思い思いのスタイルで楽しんでいた。
フラッグやのぼりのほか、現在展開中のサマープロモーションのプレミアとして、ポイントをためて応募すれば当選する可能性のあるコカ・コーラオリジナルのビッグパラソルやデッキチェアなども用いており、会場全体をコカ・コーラのイメージにしていた。これはブランドイメージの良さが大きなアドバンテージになっており、ブランドイメージで装飾しても宣伝臭よりもリゾート感やイベントの楽しいイメージが演出できていた。


■お仕着せではないオペレーション体制

以上のように色々考えられた構成だったが、記者が一番関心したことを報告したい。 それは「コカ・コーラ アイスコールドトラック」のみでの提供に固執しない、テントブースでの通常サンプリングも行なっていたことだ。
拠点の通行量や状況にもよるが、飲料や食品、化粧品のサンプリングは人気のある商材だと通常配付のサンプリングでも行列ができて対応に追われてしまう場合がある。 ロケーションを熟知したディレクションによって現場スタッフや配置体制、補充動線とシステムを構成しなければ不満につながることにもなりかねない。
そうした場合に今回のサンプリングを通じて伝えたいメッセージである「キンキンに冷えたコカ・コーラで猛暑も楽しんでいただく」からは程遠くなってしまう。 そこはメーカーからの「こうしたことをお伝えしたい、お届けしたい」ということを優先しないで来場者に楽しんでいただくことを大事にした結果だったのではないだろうか。
実際に「コカ・コーラ アイスコールドトラック」は行列ができており、「お時間のないお客様はあちらのブースでもコカ・コーラとコカ・コーラゼロを試飲いただけます。」との案内に何人かの来場者はそちらで受け取っていた。 興味深かったのは「コカ・コーラ アイスコールドトラック」ではないブースからサンプルを頂いた来場者がコカ・コーラをその場で飲みながら、他の来場者が体験するのを笑顔で見ていたことだ。
これは疑似体験としてコカ・コーラ体験ができたのでないか。少なくともコカ・コーラが訴求したかったシズル感は伝わっていたように思う。 以上のように少し褒めすぎているようだが、現地で取材して実際にサンプリングを行うサイドからの視点で観察してきたことを正直に綴らせていただいた。
こうした素晴らしいサンプリングプロモーションを担当されている日本コカ・コーラ株式会社 竹下 健一 氏に伺う機会を得た。

 

開催概要

主催:日本コカコーラ株式会社
日時:2013年7月13日(土)11:00~19:00
会場:六本木ヒルズアリーナ (オープンスペース)
入場料:無料
配布数:全国14万本(予定)
住所:東京都港区六本木 6-10-1
配付内容:初公開「コカ・コーラ アイスコールド トラック」で
キンキンに冷えたコカ・コーラのサンプリング
お問い合わせ:
日本コカ・コーラ株式会社

7月23日更新予定の「「コカ・コーラ アイスコールド キャラバン」担当者からのメッセージ」へと続く



トラックバック

このエントリのトラックバックURL:
http://www.sampling.jp/trackback.php/cocacola_summer2013_case
  • シズル感あふれるコカ・コーラ体験を提供するサンプリング事例
  • 0件のコメント
  • アカウント登録
表示形式
コメント投稿

コメントは投稿者の責任においてなされるものであり、サイト管理者は責任を負いません。


ログイン

ログイン

カレンダー

« 2017年 03月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

.