2017年4月25日(火) 21:20 JST

サンプリング担当者に聞く「リビング・プロシード」前編

  • 2010年4月28日(水) 15:00 JST
  • 投稿者:
    syuuichi

 フジサンケイグループの一員であり、女性組織を活用したプロモーションが特徴のセールスプロモーション会社、株式会社リビング・プロシードの営業局首都圏営業部部長 斉藤猛氏にこれまで実施してきたサンプリングについて話をうかがった。

単純に、サンプリングを実施したことがあるプロモーション担当者は数多く存在するものの、サンプリングの重要性に早くから着目し、サンプリングプロモーションを中心として実績を積み重ねてきた方は、そう多くは存在しないだろう。株式会社リビング・プロシードの営業局首都圏営業部部長 斉藤猛氏はそんな数少ないサンプリングのプロフェッショナルとして、サンプリングの最前線に立ち、かつ、自身がプレイングマネージャーとして現場で指揮をとりながら企画と実施を行っている。


株式会社リビング・プロシード
営業局首都圏営業部部長 斉藤猛氏

■株式会社リビング・プロシード サンプリングサービス
セールスポイント
・クライアントごとにカスタマイズした提案
・細かいエリアセグメントが可能な、女性向け情報紙「リビング新聞」への折込
・女性組織リビング・パートナーを使ったニッチなプロモーション
・サンプリングを含めた提案をしている、セールスプロモーション会社

最近では、細かい年齢・エリア指定のサンプリングや、犬・猫に対して人同様の年齢別サンプリングなど、よりニッチなターゲットに届くようにカスタマイズしたサンプリングが求められるようになってきた。こういったニッチな要望に応じた、サンプリングを数多く実施し、クライアントの要望に応えている。また、2010年3月より、リビングプロシード公式サイト(http://www.lps.co.jp/)を大幅に拡大。様々なプロモーションに必要な情報(配布スケール、配布期間、金額など)を網羅、多数揃えている。また2年に一回行われる女性組織リビング・パートナーのリストクリーニングによる情報の管理・更新、配布組織の日常的な再構成作業など、よりクライアントの要望に応えていけるように様々な見直しを定期的に行っている。

■コンセプトにこだわったサンプリング
これまでに数多くのサンプリングを実施してきた中で思い出に残った実施事例をうかがった。
一番の思い出に残ったプロモーションは、某大手メーカーのトイレタリー商品を全国40万個の街頭サンプリングだそうだ。「和のテイスト」がコンセプトとして掲げられており、浴衣と駒下駄を着用した女性スタッフによる街頭サンプリングを実施することになった。普通はここで市販の浴衣を用意し、サンプリングをするだけだが、オリジナルの「和のテイスト」に徹底的にこだわるため、浴衣選び・制作の全てをリビングプロシードが請け負った。コストと納期の中で商品のロゴを染め込んだ浴衣を作成するには、奈良県にあるとある染物工場を使うしかないと知った斉藤氏は、さっそく奈良県の工場に赴き、直接交渉を行った。直接交渉の結果、通常と変わらない価格で、ロゴを染め込んだオリジナルの浴衣製作を実現させた。さらに200人近くの女性スタッフに着付け講習を開き、自分で正確に着物を着れるように指導し、「和風テイスト」を追求した。クライアントの要望に正面から向きあい、こだわりを持つことで街頭サンプリングの成功をおさめた。その結果、2週間の全国展開の後、浴衣と駒下駄を着用した女性スタッフが流通施策にも起用され、その後のプロモーションにも貢献した。

また、街頭サンプリングを実施する駅にもこだわった。商品が流通しているチャネルが数多く存在する駅・沿線で街頭サンプリングを実施することで、生活導線上にいるターゲットがサンプルを受け取った後に、すぐに買い求められる環境を選んだ。その結果、店頭のシェアを確保することに成功した。

■他の広告と比較したサンプリングの優位点
認知だけではモノが売れない時代に低コストで結果をどのように出すか。今後、サンプリングが販促だけではなく、確実にPOSを上げていく実売促進にならないといけないと斉藤猛氏は話す。ターゲットである顧客がお金を払うことなく、商品を体験できることがサンプリングの最大の特徴であり、購買への動機付けとなる。また、販売チャネルが多く存在する生活導線上でプロモーションを実施することで、自分に合うのかどうかを試した後、すぐ近くで購入できる環境が整っているため、ブランドスイッチに期待が持てる。

逆に商品自体に自信・魅力がないと厳しいプロモーションでもある。当然だが、試した結果、自分に合わなければ購入することはなくなる。また、サンプルを製作するためにコストがかかってしまうので、この製作費をスポットのコストとして考えられるかどうかによって、クライアントにサンプリングが必要とされるかどうかが決まる。ここ数年はサンプルではなく、生産ラインにのった商品自体をサンプリングすることも増えてきている。不景気ということもあり、サンプルを作るよりも商品自体をサンプリングする方がコストがかからないケースも多いようだ。

 
後編へつづく
※2010年5月10日配信予定

 

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